株式の譲渡手続きとの違いと比較




株式の譲渡(株式売却)の手続きとは?

株式の譲渡は、言葉の通り、会社の株式を相手方に売却する手法です。現金にて株式を取得して会社の経営権を得る、最もポピュラーな友好的M&Aの方法と言えます。

株式を売却する場合、相手方の希望は会社の経営権取得ですから、売買に関しては最低でも発行済株式総数の過半数(できれば100%、又は2/3以上)を売却できなければなりません。




事業譲渡と株式売却との違いは?

会社全体を譲渡してしまうのが株式売却、一部の事業(手法として全部の事業を譲渡する場合もあります)を売却するのが事業譲渡です。

株式の売却は事業譲渡に比べ、比較的手続きが簡単である事が特徴です。要は、売り手企業の株主が有する株式の過半数以上を買いとって経営権を取得する訳です。

実務的には、売り手買い手が相対で現金と株式を交換し名義書き換えをします。

06年以降は株式は発行しないのが原則となっていますので、株式非発行会社は、株主名簿に基づき株式の名義を書き換えるだけで手続きは完了です。

勿論、06年以前からある会社は定款を変更して株式非発行としない限り、株式発行会社として扱われます。

株式譲渡のデメリット

株式は、その会社全治に影響力が及ぶ為、会社の一部の事業を切り離したい等、売却に関して細かなアレンジをしたい場合は株式売却は向きません。

株式譲渡はあくまでも会社そのものの支配権を移したい場合に執るべき手法と考えて下さい。

又、株主の中に売却に反対する株主がいる場合、買い手側が会社の支配権を獲得するのに必要な株式を取得できないと判断し、買収を断念する可能性も出てきます。

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