営業権譲渡と事業譲渡、違いは何なの?




元々は営業権の譲渡と言われていました

営業譲渡(営業権の譲渡)は、2006年度の会社法施行以前に使われていた言葉です。

会社法の施行により「事業譲渡」という言葉に変わりましたが、呼び方が変わっただけで、この2つの言葉の意味する所はほぼ同義であると考えて頂いて結構です。




今も残る営業譲渡-会社法と商法との関係

ただ、現在でも商法上には「営業譲渡」という言葉は残っています。譲渡を行う属性により、現在でも営業譲渡と呼ばれます。

現実問題、事業の譲渡をするにも、法人同士の譲渡、個人商人同士の譲渡、法人・個人間の譲渡等と、譲渡側と譲受側別ごとに幾つかのパターンがあります。

適用される法律が会社法か商法か、それぞれの属性パターンによって変わり、それに合わせて「事業譲渡」「営業譲渡」の名称も変わる事になる訳です。

会社法が適用される場合は事業譲渡、商法が適用される場合は現在でも営業譲渡と呼ばれます。

譲受される側が個人商人なら商法、会社なら会社法が適用される事になり、

  • 法人間 → 事業譲渡
  • 法人・個人商人間 → 営業譲渡
  • 個人商人間 → 営業譲渡
  • 個人商人・法人間 → 事業譲渡

となります。

分かりやすく言うと、現在でも、法人以外の商人の場合は会社法上の事業譲渡に該当するものとして、商法上の営業譲渡があると思っておけば良いでしょう。

2代目・3代目社長特有の生きづらさを解消する